Shall We…?

心理学専攻の女子大生の学びと思考。少しだけ覗いてみませんか?

炎上商法って効果あるの?(レペゼン・吉本) 【心理学的視点から見てみた】

 

こんばんは

早起きして眠いのに

なんだかハイになってるこっちゃんです。

 

今回は

今巷を騒がせている”炎上商法”について。(ちょっと遅い…?)

 

心理学の知識も交えながらお伝えしていくので

 

この話題になったらドヤッて使ってください!

 

 

 

事のあらすじ

  • 炎上商法によるプロモーション
  • 題材としてセクハラ・パワハラを選択
  • その後の対応

大まかにこのように分類できると思います。

 

問題となったのは

炎上商法によるプロモーション

 

ではなく

炎上商法の題材やその後の対応

 

そして

著名人の一部も彼らを肯定していること

 

だと感じました。

 

ちなみに

こっちゃんは火種に油を注いだ番組を見ていないのだけど

 

ネット上の反応を見てみると

 

  1. 某グループのトップの男性が同グループの女性にセクハラ・パワハラをしていた
  2. 被害女性はそれをTwitterにて告発し脱退表明
  3. 実はすべて嘘でグループの女性のためのプロモーションだったと報告

といった流れのよう。

 

気になったので

彼らのツイートを見てみました。

 

女性は一応謝罪を載せていますが

その前に

「騙されてどんな気分~~~~???」

的な投稿をしているので

正直謝罪の気持ちすらも信用できない…

 

一方で

番組出演したトップの男性は悪びれておりません。

 

全てを画策したのなら

思い通りになっているわけで

悪びれないのは筋が通っていますね。

彼の価値観は

ごく一部の人には受けるのでしょう。

 

そもそも炎上商法って何…?

 

はっきりとした定義はありませんが

 

SNSなどで批判的なコメントが殺到するような発信を意図的にすることで

特定のひと・モノ・サービスなどを知らしめること

 

このように定義できるかと思います。

 

炎上商法の効果

 

結論から言うと

 

炎上商法の効果はあります。

 

広告の心理学

 

広告に関する心理学として

 

AIDAの法則

 

というものが有名です。

 

これは

顧客の心理的プロセスに着目したもので

 

Attention(注意)

…顧客の注意を引くこと

例)有名人を広告に起用する

 

Interest(興味・関心)

…広告しているものに対して

    価値・期待を見出させること

例)有名人が「良い」と宣伝する

 

Desire(欲望)

…「ほしい」、「◯◯したい」を喚起すること

例)有名人がポジティブな感情で

     使用している様子を周知する

 

Action(行動)

…行動を起こさせること

        →行動のハードルを下げる

例)手が届く値段設定にする

     ワンクリックで操作完了

 

これら全ての要素を満たせば

顧客は広告主の思うように行動するだろう

 

という理論です。(要素の頭文字からAIDA)

 

今回の件に当てはめてみると…

 

Attention(注意)

 

セクハラ・パワハラといったホットな話題

 有名番組への出演

 

Interest(興味・関心)

 

かわいそう

番組後の一部の著名人からの賞賛

 

Desire(欲望)

 

助けてあげたい

セクハラ・パワハラを根絶したい

 

Action(行動)

 

被害者を応援してあげよう

せめて拡散してあげよう

Twitterでワンクリック

 

見事

AIDAの法則に則っています!

 

炎上商法の成功例

 

イムリーなところでいうと

 

某芸人さんとその所属事務所のやりとりは

まさに好例だと思います。

 

某芸人さんが叩かれるはずが

所属事務所を叩くムードですよね。

 

これは某芸人さんが

 

彼と世間の間に

 

共通の敵=所属事務所

 

という式を埋め込んだから。 

 

そして

過去の炎上商法の成功例でも

 

共通の敵の存在がありました。

 

ルーマニアのチョコレートROMは

ルーマニアの国旗をパッケージにしていました。

 

しかし

若者からは「ダサい」とされ

支持を得ることはできず。

 

そこでROMはパッケージを変更します。

 

若者のクールなイメージを反映してアメリカ国旗に…!

 

この変更には非難が殺到。

 

アメリカにチョコレートまで乗っ取られるなんていや!」と

 

まさに炎上状態に。

 

その反応は予期されていたようで

パッケージは元のルーマニア国旗に戻りましたが

 

この件から

ROMは知名度やブランド指数が上がり

 

チョコレート菓子市場のNo.1の座を射止めたそうです。

 

共通の敵=アメリ

 

とすることで

 

炎上商法を用いながらも成功を収めたのだろうと思います。

 

今回の件の問題点

 

ひとは

 

類似性をもつ他者に好意をもちやすい

 

ということが知られています。

 

今回だと

多くのセクハラ・パワハラ被害者が

彼女に共感し

好意に近い感情をもったと考えられます。

 

それを嘲笑うかのような行動をしてしまったことにより

彼女に共感し寄り添った人々は離れていきました。

 

加えて

 

共通の敵=トップの男性

 

という式が出来上がっていたにも関わらず

 

世間サイドにいたはずの被害女性までグルだった

 

ということで

 

共通の敵=トップの男性

 

の式が破綻してしまいます。

 

このおかげで

行き場のなくなった怒りが彼女に向かったのでしょう。

 

注目を引くことだけに焦点をあてての

プロモーションだったのであれば大成功ですが

 

その後の彼女のことも考えての一連の行動だったのであれば

失敗になりそうだと感じてしまいます。

 

終わりに

 

今回は身近なトピックであった炎上商法を題材に

広告の心理学をご紹介しました。

(ひとをすきになる要素もちょびっと) 

 

初めてまともに心理の記事を書いた気がするのですが

いかがだったでしょうか…!

 

感想や要望など

気軽にコメントいただけると嬉しいです!

 

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